ホームページで良く使われる画像のファイル形式と特徴は以下のとおりです。
ファイル形式 拡張子 | 色数 | 容量 | 特徴 | 主な用途 | |
ジェイペグJPEG/JPG | 1677万色 | 小さい | 透過 ☓、非可逆 色の数が多いイラストや写真に適している。保存を繰り返すと劣化する | 写真・色数の多いイラスト、グラデーションの表現 | |
ジフ GIF | 256色 | 非常に小さい | 透過 ◯、可逆 アニメーションができる | 色味の少ないイラスト・ロゴやアニメーション | |
ピング PNG | 280兆色超 | 大きい | 透過 ◯、可逆 繰り返し保存しても劣化しない。ものによってはファイル容量が大きい | 写真や色味の多いイラスト、グラデーション | |
ウェッピー WebP | 1677万色 | 小さい | 透過 ◯、可逆・非可逆 ファイルを小さくできる。圧縮後も元の画質に戻せる | イラスト・アニメーション。対応していないブラウザあり。 | |
ヒーフ、 ヘイク HEIF、HEIC | 10億6433万色 | 小さい | 透過 ◯、可逆 JPEGの2分の1圧縮効率が優れたファイル形式 | 写真・色数の多いイラスト、グラデーションの表現。HEIFファイルの表示や編集ができない機種もある。 |
JPEG:Joint Photographic Experts Group
GIF:Graphics Interchange Format
PNG:Portable Network Graphics
HEIF:High Efficiency Image File Format
WebP(ウェッピー)について
WebPは、2010年にGoogleが開発した新型の画像ファイル形式です。従来のJPEGやPNGなどの画像ファイル形式に比べて、高い圧縮効率と品質を実現しています。WebPファイルの拡張子は「.webp」と表記され、最近では多くのブラウザやウェブサービスで広くサポートされています。
とくにウェブページの読み込み時間の短縮と画像データの容量削減に効果が高く、これらをカバーしているのが普及の理由です。
- モバイルデバイスや低速なインターネット接続環境でのページ表示速度を大幅に改善
- ロード速度が向上し、検索結果におけるランキングの改善が期待できる
- 可逆圧縮・非可逆圧縮の両方に対応している
- 背景の透過処理ができる
- アニメーションを表示できる
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